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自分の考えに対して否定的な意見があった時は「なぜ?」と説いてみよう

頑張り続けているほど見えなくなる

株式会社アミッケ代表の今村です。
さて早速ですが、世の中には他人の意見を受け入れられる人と、そうでない人がいます。もちろん常にそうであるとは限りませんが、誰でも必死にやってきた事を否定されるような見解を受け入れるのには勇気がいる事です。それは私でもやはり同じです。

先日、お客様とのやり取りでこの様な事がありました。
新しくWEBサイトを制作した、トレーニングジムのお客様がいらっしゃいました。その方は新規のお客様を呼び込むためにキャンペーンを打ち出されたのですが、その内容について過去のクライアントが行ってきた実績と照らし合わせて、懸念される要素がありましたので、その事をお伝えして代替案もご提案させていただきました。

これはWEBサイトを制作するという依頼の範囲を超えた、過剰な進言だったかと思います。しかし、もしこれで何も言わずにお客様が失敗される事があれば、きっと私の中には心残りができてしまいます。
もし仮にご提案をさせて頂いても、受け入れるか受け入れないかはお客様が判断される事なので、まずは客観的に見て気になったことだけをお伝えさせていただきました。

結果的にはお客様は最初に計画されていた通りの内容でキャンペーンを行われたのですが、それでもお伝えしたことで、今後の参考にしていただければ嬉しく思います。
ちなみに今回のキャンペーンの結果は出ていないので、またいずれご紹介したいと思います。

しかし、一つ言えるのは一人で一生懸命考えていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。そんな時に誰か周りにアドバイスをしてくれる人がいるならば、否定して聞き入れないのではなく、なぜそんな意見が出てきたのかを掘り下げて考えてみる事が重要かと思います。何故?と説いてみると、以外の自分が見えていなかった事実が見えてくるものです。

最近読んだ書籍にこんなエピソードが書かれていましたのでご紹介します。
それは、球団経営は赤字はあたりまえ、黒字にできる事はまれであるという古い体質に疑問を頂いた、楽天イーグルス立ち上げ時のお話しです。何と楽天イーグルスは1年目から黒字経営ができたそうですが、その理由は球団関係者が立ち上げメンバーにいなかった事にあったそうです。
例えば、その一つがお客様が向かい合って座れるテーブル席を観客席につくったことです。野球はベンチ式でグラウンドに向かって同じ向きに椅子が並んでいますが、野球を知らい方でも一緒に同席して、その場のコミュニケーションを楽しみ、客単価や滞在時間を延ばすための施策としてテーブル席を導入したそうなのです。
しかし球団関係者からは大きな反対もあったそうです。
それは、昔からのあたりまえに「なぜ?」を問いかけられなかったからです。

結果的にはテーブル席の施策は成果を上げて、今では他の球場でも取り入れているそうです。

詳しくはコチラご覧ください。

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