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動画は一度に多くの情報を分かりやすく伝えることができ、見た人の印象に残りやすいというメリットがあります。そのため、近年では、広告や営業活動、マーケティング、研修など、ビジネスにおけるさまざまなシーンで動画が活用されています。
「自社で動画コンテンツを作って、ビジネスに活かしたい」と考えている方も多いでしょう。効果的な動画にするには、撮った素材を切り貼りしたり、文字や音声などを加えるなどの編集が必要です。
今回は、動画編集にはどのような工程があるのか、またそれぞれの工程にどのくらい時間がかかるのか解説します。
動画編集の工程とかかる時間の目安
一般的な動画編集の工程は、下記の通りです。
①動画に使う素材を取り込む
②素材を切り貼りする
③テロップを入れる
④画像やアニメーションを入れる
⑤BGMや効果音を入れる
⑥最終チェック
⑦動画を書き出す
⑧サムネイル作成
数分から10分程度の動画を1本編集するために、最低でも丸1日(7時間)程度かかります。ただし、動画編集ソフトの使い方に慣れていない初心者の場合、さらに数日かかることもあると考えておきましょう。
それぞれの工程について、詳しく説明していきます。
工程①:動画に使う素材を取り込む(1~2時間程度)
まず、スマホやビデオカメラで撮影した動画、写真、音楽などをパソコンの編集ソフトに取り込んでいきます。素材の数や容量、パソコンのスペックなどによって取り込みにかかる時間は変わりますが、一般的に1〜2時間程度かかると考えておきましょう。
素材を複数取り込んだ場合は、分かりやすい名前を付けたり番号を振るなどして整理するとのちの作業がラクになります。
工程②:素材を切り貼りする(1時間~3時間)
取り込んだ素材から不要な部分をカットして、必要な部分のみを繋いで一つの動画にします。
間延びした箇所や話題から逸れた箇所をカットすることで、テンポよく分かりやすい動画になり、視聴者が離脱しにくくなります。ただし、必要な部分までカットしてしまうと、内容が繋がらなくなってしまいます。伝えたいメッセージがしっかり伝わり、ストーリーが自然に繋がるようにしましょう。
カット作業のためには、まず素材を全て観て、そのうえで必要か不要かを判断しなければなりません。素材の量が多ければ、観るだけでもかなりの時間がかかるでしょう。
工程③:テロップを入れる(1時間〜2時間)
テロップとは、動画に挿入する文字や図形のことをいいます。動画内で説明している文章や会話をテロップで表示することで、音が出せない環境で観ている視聴者にも内容が伝わります。
動画の音声をそのままテロップとして入れることもありますが、重要ポイントのみテロップにしたり、話の内容を簡潔にまとめてテロップ表示することもあります。その場合、どこをテロップにするか考える時間や、どのような言葉で表現するか考える時間も必要となります。
テロップのフォントや文字の大きさは、動画の印象に影響を与えます。動画のイメージや伝えたいメッセージに合わせて工夫しましょう。テロップを入れすぎると逆に内容が伝わりづらくなることもあるため、バランスを考えながら入れるとよいでしょう。
工程④:画像やアニメーションを入れる(3時間)
画像やアニメーションなどを挿入して、視聴者にとって見やすく分かりやすい動画にする作業です。
会社説明の動画であれば、会社概要をまとめたスライドを表示しながら説明すると見やすくなるでしょう。研修動画で難しい内容を説明する際は、図やグラフを挿入すると視覚的に分かりやすくなります。
また、カットとカットの繋ぎ目や、話題を切り替えるタイミングで、1秒程度の画像やアニメーションを入れるのもおすすめです。話題の切れ目がわかりやすくなり、テンポよく観ることができるでしょう。
この作業工程にかかる時間の目安は3時間ですが、取り込んだ画像素材をさらに編集しなければならない場合や、アニメーションを別で作成する必要がある場合は、さらに時間がかかります。
工程⑤:BGMや効果音を入れる(1〜2時間)
効果的な動画を作るには、BGMや効果音も重要です。
動画で伝えたい印象やコンセプトに合ったBGMを流すことで、動画の雰囲気を作ることができます。ただし、曲調や音量に気をつけないと、BGMが邪魔をして情報がしっかり伝わらなくなってしまうこともあるため、注意しましょう。
また、特に目立たせたい場所に効果音を挿入することで、視聴者の印象に残りやすくする効果もあります。
工程⑥:最終チェック(1〜2時間)
動画を見直して、問題がないかチェックする作業です。
動画を作る目的やコンセプトに立ち返り、適した動画になっているか確かめましょう。扱っている情報に間違いがないか、構成に問題がないか、伝えたいことをわかりやすく伝えられているかも確認します。
できれば、編集に携わっていない第三者に見てもらうことをおすすめします。
工程⑦:動画を書き出す(数分〜数時間)
編集ソフトで編集し終えた動画をファイルに書き出して保存する作業です。自動で行なわれるため、書き出している間、特に作業は必要ありません。
書き出しにかかる時間はまちまちで、数分で終わることもあれば、何時間もかかる場合もあります。テロップやアニメーション、画像などのエフェクトが多いと、長い時間がかかる傾向にあります。
動画を書き出す際は、解像度に気をつけましょう。大画面のスクリーンに映す想定で動画をつくった場合、解像度が低いと見づらく、内容が伝わりにくくなります。ただし、解像度を高くしすぎるとファイルが重くなり、社内や社外で共有しにくくなるでしょう。目的に合わせて解像度を調整することをおすすめします。
工程⑧:サムネイル作成(1時間〜)
動画をYouTubeやSNSにアップする場合、サムネイルの作成も必要です。サムネイルとは、動画サイトの一覧などで表示される、その動画の内容を表した小さい画像のことです。
サムネイルを工夫することで、視聴者の目を引き、視聴回数を増やすことができるでしょう。
動画編集に時間をかけられないなら、プロに依頼するのがおすすめ
動画編集の工程とかかる時間の目安について説明してきました。
動画編集にはさまざまな工程があり、慣れていないと、短い動画を1本編集するのに数日かかることもしばしばです。また、動画編集のために高性能のパソコンを用意しなければならない場合もあります。
「本業が忙しくて、動画編集の時間がない」「動画のためだけにパソコンを用意するのは難しい」と感じる方もいるでしょう。そのような方は、動画編集をプロに依頼するのも一つの選択肢といえます。
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リザサポで動画編集をご依頼いただく場合の作業時間目安は、下記のようになります。
作業項目 | 作業時間(あくまでも目安となります) |
---|---|
ビジネス系YouTube編集(10分) |
7時間程度 |
ショート動画編集(1分) |
2時間程度 |
サービス紹介(30秒〜1分) |
20時間+構成作成3〜5時間程度 |
YouTubeOP、ED用アニメーション(2〜8秒) |
8時間程度 |
アニメーション作成+動画編集(2分程度) |
15時間+構成作成3〜5時間程度 |
また、リザサポの料金体系は、下記の通りです。
基本料金(税抜) |
月5,000円(月1定例ミーティングなし) 月10,000円(月1定例ミーティングあり) |
作業時間による月額定額制料金(税抜) |
7.5時間→月30,000円 13時間→月50,000円 22時間→月80,000円 |
詳細につきましては、株式会社アミッケ「リザサポ」のページをご覧ください。