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常時SSL化が必要な理由をわかりやすく解説

常時SSL化という言葉を聞かれた事はありますか?最近では、新しく制作されるWEBサイトの内、ほぼ100%に近いサイトが常時SSL化されていると思います。
有料オプション的に提案する制作会社もあるかと思いますが、もはや必須として考える必要があると当社では考えております。常時SSL化とはなにか、何のために必要なのか、今回のブログでは常時SSL化につきまして、出来るだけ簡潔にわかりやすくご紹介したいと思います。

■常時SSL化とは

常時SSL化とは、Webサイト内の全てのページで常にSSL化されている状態のことです。以前は個人情報やクレジット情報などの入力フォームのページにのみ、SSL化を施こすのが一般的でした。しかし、現在では常時SSL化の導入が進んでおり、インターネット上にある大切なデータを安心して利用できるようになっています。

そもそも、SSL化という言葉の意味をご存知でしょうか?
SSLとは、Secure Sockets Layerの略称であり、インターネット上で送受信されるデータを、暗号化する通信手段のことを指します。1990年代のWebサイトが普及した当時に、通信を守ることを目的として開発された技術です。

つまり、SSL化がされていないと、個人情報を含む重要なデータが暗号化されていないため、第三者から悪用されてしまう危険性があります。反対に、SSL化がされていれば、データが解読できないので、悪用される心配がなくなるのです。

ちなみに、SSL化がされているのか?は以下で簡単に確認できます。
URLアドレスのはじまりが、「https//」になっている
URLアドレスの欄に「鍵マーク」がついている
上記の場合は、SSL化がされているので安心してください。

http and https protocols on shield.

また、「常時」とは時間だけを指すのではなく、「常にどのページを開いてもSSL化されている」という状態を言います。

■常時SSL化に対応しないと起きる問題とは

では常時SSL化に対応していないと、どのような問題が起きてしまうのでしょうか。具体的には、盗まれた情報による悪用やユーザー離脱のリスク、コンテンツ非表示という問題が挙げられます。

この問題は放置していると、Webサイトの運営や集客に大きな影響が出ますのでしっかり対策を施しましょう。

・悪用のリスク

まず、起こりうる問題として、第三者からの悪用被害の危険性が挙げられます。インターネット上で送受信されるのは、大切なデータ。常時SSL化に対応していないと、暗号化されていないデータは、改ざんやなりすましのリスクが高まります。

・ユーザーのサイト離脱の問題

最近ではSSL化されていないWebサイトを利用した際、ユーザーに向けて「このサイトは保護されていません」といった注意喚起が表示されることがあります。

突然「保護されていないサイトです」と言われると、なんだか不安になりますよね。せっかくあなたのWebサイトに集客があっても、このように不安になり、ページから離脱してしまう危険性があるのです。

・コンテンツが非表示になる

さらに、2020年2月以降、Googleが提供しているChromeブラウザでは、「混合コンテンツのブロック」が実施されています。この施策は、安全性強化を目的としており、「混合コンテンツの対策が成されていない内容物を非表示にする」というものです。

混合コンテンツとは、例えば「https//」のWebサイト内に、「http//」の画像やデータが混じっているものを指します。こちらは暗号化されない通信のため、上記で触れた悪用のリスクが高まってしまうのです。

せっかく質のよい内容物を作成しても、ユーザーの検索に引っかかることがなくなり、Webサイトの集客に大きな悪影響を及ぼします。

このように、常時SSL化が対応されていないと、さまざまな問題が生じてしまうのです。

■常時SSL化にすることで解決できる課題

前述したような問題を解決するためには、やはり常時SSL化は必要になります。常時SSL化にすることで解決できる課題を、下記で詳しく解説します。

・安全性が高まる

常時SSL化によって、データやWebサイトの安全性が高まります。データが暗号化されることで解読が困難になり、個人情報などを守ることができるのです。

SSL化が対応されていないと、Cookieの盗聴やデータの改ざん、アカウントのなりすましといった不正リスクがあります。常時SSL化は、これらの不正を防止する効果があるのです。

・通信の高速化

SSL化されていないと、HTTP通信が対応になります。しかしこのHTTP通信は、HTTPS通信という、レスポンス速度が早くなるサポートを受けられません。

すると、他のHTTPS通信対応のWebサイトと比べて、通信速度が遅くなります。「ユーザーが待てる時間は3秒まで」と言われており、通信速度が遅いサイトは、ユーザーの離脱を招くのです。

常時SSL化はHTTPS通信が対応なので、通信が高速化し、ユーザーの満足度向上に繋がります。

・SEOが有利に

検索エンジンに優先表示されるために、コンテンツの質を向上させる施策であるSEO。SEOが有利になることで、Webサイトへの集客率は大きく変わります。

しかし、SSL化がされていないと、SEOが不利になります。なぜなら、SEOはコンテンツの内容はもちろん、安全性が高いという点も影響を受けるからです。常時SSL化することで、Googleが「安全なサイト」と認識し、検索エンジンに引っかかりやすくなります。

常時SSL化は、されていない状態に起こるさまざまな問題を、一気に解決できる手段なのです。

■最後に

今回のブログでは常時SSL化が重要であるという事をお伝えさせていただきました。WEBサイトは持っているが常時SSL化が出来ていなかったという場合は、出来るだけ早めに対応されることとをオススメいたします。当社でも保守管理でお預かりしているお客様のWEBサイトは常時SSL化に対応した状態で管理しております。

当社で常時SSL化を行う場合、ご利用のレンタルサーバーやサイトのページ数などのボリュームによっても作業工数が変わるのでお見積りになりますが、その多くは1万円程度の費用で出来る事が多いです。
すぐにでも常時SSL化が出来ていないサイトはSSL化対策をご検討下さい。

また、WEBサイトを最適に運用管理いただくために必要な情報を発信していきたいと思います。

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