リニューアル前ファーストビュー
川崎でパーソナルトレーニングジムを経営されている事業者様のファーストビューをリニューアルさせていただきました。
まずはリニューアル前のファーストビューをご覧ください。
パーソナルトレーニングで、夏までに短期集中で痩せることを促す内容になっています。
もちろんこれでも間違いではありません。
時期は4月でしたのでボディメイクを考え始める時期であることを考えると理解できるファーストビューの内容です。
ファーストビューのリニューアルをご提案した背景
お客様の経営されているパーソナルジムは駅から徒歩20分離れた場所。川崎駅の周辺にはトレーニングジムが乱立する激戦区。何とか新規のお客様を増やしたいと、ネット広告の運用を依頼いただいていましたが、今のファーストビューのままで集客をしても、競合店とお客様のサイトを比較した時に、優位性が何もない事と考えました。
このままで成果が望めない事をお伝えした上で、何か優位になる要素を掴み、ファーストビューを変えましょうとご提案させていただきました。
USP(ストロングポイント)を探せ
USPとはユニークセリングプロポジションの略で、競合に対して優位に立てるストロングポイントの事を指します。
まずは徹底的にお客様にヒヤリングをさせていただきます。
今回もジムにお伺いして、1時間ヒヤリングのお時間を頂きました。
駅から遠いという事をお客様はずっとデメリットに感じていらっしゃったようですが、利用されているお客様は周辺の住宅街にお住いの方であることがわかり、帰る前にサッと運動して、そのまま帰って家でシャワーをされるような利用が多いんです。と店長がお話しされているのを聞いて、わざわざ競合店の多い、川崎の駅前で勝負をする必要が無い事に気が付きました。もはや20分離れたお客様のお店の場所は別エリアであると捉えます。
つまり20分離れてはいますが自宅の近くにあって、寧ろ20分かけて駅まで行かなくても通いやすいジムがすぐ近くにあるという事がストロングポイントになります。
考えたリニューアルプラン
まずはわかりやすいコピーを考えました。
通いやすいのは駅チカよりも家チカ!
もちろん場所がわかりやすいように、その近くに住んでいる方にはわかりやすい目印として「市立川崎高校すぐそば!」を情報として入れました。
ここまでくれば簡単です。
瞬時にパーソナルトレーニングジムである事がわかる情報と、
このパーソナルジムの特徴を入れるだけです。
そして作り直したファーストビューがコチラです。
まとめ
ファーストビューは訪問した方が最初に見る場所ですが、わずか数秒の間に目に入ってくる情報だけで、自分にとって必要なサイトかどうかを判断しています。それだけ重要な場所なのに、本当に必要な情報が何かを考えずに、どんな情報を出したいかだけを考えてしまい、結果としてパーソナルトレーニングジムのサイトや競合店のサイトばかりに目がいってしまって、本当に必要な情報が何かが見えにくくなってしまうことがあります。
あとは簡単です。この強みに興味を抱きそうな人を如何にして効率的に呼び込めるかだけを考えるのです。
次に広告の手段のお話しになりますが、それは別の記事でご紹介させていただきます。