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サイト制作会社を決める際に気を付けておきたい5つのポイント

WEBサイトの制作をしようと制作会社の検討する際に、これだけは気を付けて欲しいポイントを5つご紹介します。
事業者の多くは専門知識がなくIT弱者であるからこそ、どうしても制作会社の担当者の言っている事を信じるしかありません。

「こんな事が出来ます!」「こんなメリットがあります」「こんな風にお役に立ちます」などメリットを並べて契約までは一生懸命にフォローしても、その後いざ契約をスタートさせるとサポートが無くて、作りたいものができないという事も多いのではないでしょうか。

しかし、基本的に世の中の営業マンは、自社のサービスを利用する上でおきる、リスクやデメリットの話しはしないものと考えて下さい。そんな時に必ず聞いて欲しいのはメリットよりもリスクやデメリットです。必ず「契約した場合のリスクとデメリットを聞く事」それと「最悪の場合を想定して質問をする事」この2つは自衛として依頼する側も行うべきです。
まずはその事を頭においていただき、以下のポイントは抑えておきましょう。

初期費用無料には注意が必要

初期費用を無料にする会社は当然ですが、月額利用料で長期間にわたって利用して頂く事を目的にしています。
その多くはWord Pressをカスタマイズして、いくつか無料のプラグインと呼ばれる、行ってしまえばWEBサイトのスペック(機能)をアップグレードするためにプログラムを実装して、月額固定費で提供します。
この場合のリスクが何かですが、それはあくまでもWEBサイトは利用料を支払って借りているだけで、解約すると使用できなくなることです。
仮にですが、月額15,000円の月額利用料を3年間支払っていいた場合、同額540,000円です。これだけで十分に1サイトオリジナルで制作できます。
しかし月額15,000円のサイトは解約と同時に無くなってしまいますので、新しく作り直さなければずっと使い続けなくてはなりません。これが初期費用無料のからくりです。
初期費用無料の場合には、最低契約期間と解約時にサイトのファイル関係を受け取れるのかの確認をして判断してください。

制作費を払っているのに解約したらWEBサイトのデザインが使えない!?

初期費用で制作会社にデザイン費やコーディング費で費用を支払っているのに解約を嫌う制作会社の中にはデザインは渡せないので作り直して下さい。という制作会社があります。
このような事が無いように解約時はサイトに関するファイルは一式受け取れるのかどうかは必ず確認を取って下さい。
ここでは一つ補足が必要ですが、受け取れる場合でもWEBサイトの構築に必要なファイルの一式が受取はできても、イラストレーターで作った元のデータファイルは一般的には買取になります。つまり最初に提示しているデザイン費というのはデザインした作業費でデザインした元ファイルを販売している訳ではないという事です。元ファイルも必要となった場合には買取価格として見積りもしてくれるはずですのでそこは制作会社とご相談下さい。

サイト制作後の保守管理も事前に確認しましょう

サイト制作後の保守管理は重要です。WEBサイトにはドメインとサーバーが無ければ表示する事が出来ません。
すなわち、WEBサイトをインターネット上で閲覧するにはドメインとサーバーを契約して管理する必要があります。
ドメインは年間で数百円から高くても5,000円弱。サーバーはレンタルサーバーで月数百円から数千円まであります。
もちろん直接管理すれば安く済みますが、更新作業やバックアップなど行うのは面倒で、気が付いたら契約の更新を忘れていて、サイトがなくなってしまったという事もあります。その為、制作会社は保守管理にも対応している会社がありますが、この保守管理の金額も幅がかなりあります。
その中で気を付けておくべきポイントは保守管理の内容を確認しておくことです。特に月額7,000円以上の保守管理費用を提示してくる場合は、どのような管理内容が保守の対象になるのかを確認しましょう。
年間単位の契約で何もしてくれるわけではないのに毎月1万円も2万円も支払っている場合も多くあります。
※上場企業で独自サーバーでセキュリティも万全で容量も大きな管理体制をしているようなケースは当てはまりません。

システム利用料として提供するサービスは結果使えない

1つ目の初期費用無料とも関連してきますが、よく聞くのはランディングページ作りたい放題のシステムのシステム利用料として支払いをするケースです。
ランディングページとはキャンペーン用としてなど何ページも作るようなものなので、本質的にはよいサービスなのかもしれませんが、社内にマーケティングの事やWEBに関する知識がある方でなければ使いこなせません。
結果的には使えずに無駄になってしまう事が多いのです。
そもそも簡単に作れるランディングページで成果を上げられるほどWEBマーケティングが単純ではないです。
ランディングページの一般的な費用は50万円ほどになるところもありますが、私は決して高いとは思いません。
ランディングページでどのような成果を上げたいのか、ペルソナの設定やリサーチを行い、自社のUSPも考えて構成やデザインを考えて制作する作業は実に専門の担当者が2カ月ほどかけて行うようなボリュームです。50万かけてもその何倍もの売り上げにつながれば採算も取れます。
ここまでやって成果の出せるランディングページとなるところ、専門知識のない方にただ簡単に作り放題です。という売れ込のサービスが活用できることは無いかと思います。

制作費の安かろう悪かろうには気を付ける

サイト制作の原価はほぼ人件費です。人件費とは【単価(人のスキル)×時間】です。安ければよいものは作れませんし、企業として利益を考えれば安いものを作って月額費用で利益を上げるか、フリーランスに頼めば成果物のクオリティを担保してくれることもありません。結果的に安かろう悪かろうのお話しです。
いくら名刺代わりと行っても、あまりにクオリティの低いものを制作すれば、かえって会社の信頼も失いかねません。
ただ安いところに発注するのではなく、予算に応じてベストな提案をしてくれる制作会社を選ばれる事です。
いくら10万円で制作できたとしても、使えないものであれば作り直して結果的に必要以上に費用がかかるという事もあります。
その点を十分考えて依頼をいただく必要があります。
フリーランスの方でもスキルの高い方はいます。デザインとコーディングがどちらもできて費用以上にクオリティが高い方は全体の3%も居ないでしょう。


まとめ

サイト制作会社やフリーランスの方などサイト制作が簡単に依頼できる環境はありますので、契約の条件をしっかり確認して、目の前のメリットだけを考えずに、その先の事を考えてリスクやデメリットも把握した上で判断する事が大切です。
そして制作会社の実績も必ずチェックしましょう。

大切なことはWEBサイトは制作する事を目的にせずに、活用して成果を上げる事を目的としてください。制作だけではなく運用にもコストは当然かかります。作ったサイトが100%の状態は絶対にありえません。常に課題もあり改善も必要になってきます。
わからないで諦めないで、しっかり情報を集めてわかる方に聞きましょう。
少しでも時間と労力を無駄にしないでWEBサイトを活用できる事業者が増えてもらえるように当社も活動してまいります。
相談も全て無料で、当社を利用頂かなくてもキチンと最適なアドバイスはさせていただきます。まずはお気軽にご相談下さい。

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