ネット広告の運用代行の実情と矛盾

ネット広告の運用代行をするサービスは多々存在するが、その運用手数料は一般的に広告費に対して20％というケースが最も多いと思います。
これは月額500,000円広告費をかけて広告の運用を代行する場合、500,000円×20％＝100,000円が運用手数料としてかかる事になります。
広告費が1,000,000円であれば20％で200,000円の運用手数料が必要になります。
もちろん広告を掲載するメディアを増やしたり、またCV（コンバージョン）を増やすためにサイト内の改善に努めたりなど、広告費が増える事によって、作業量（工数）も比例して増えているようであれば納得できる仕組みです。
しかし、残念ながら現状は、広告費が増えたからと言って作業量が増える訳ではなく、成果が上がっているからこそ広告費が増えるという考え方で成果報酬として請求する広告代理店が多いかと思います。つまり、手数料として増えた分の支払いは代理店の利益となっていくのだと思います。
弊社はまずこの矛盾について、考えていきました。

・手数料20％に応じた仕事しかしない矛盾
・成果に応じて広告費を増やすのではなく、手数料を増やすために広告を沢山使うようになるのではないかという矛盾
・作業工数と手数料が必ずしも比例していない矛盾

これらの矛盾を解消して明朗会計にする為には作業工数に応じた【月額固定額】で広告の運用代行をするのが適正では無いかと考えました。

広告運用に必要な作業について把握する

適正な広告運用にかかる手数料を支払うために、実際に広告運用についてどのような作業が発生するのか知っておく必要があるかと思います。
つまり依頼する側も運用代行会社に丸投げしていては成果が上がるはずもないという事です。
よくわからないまま言いなりになって高い費用を支払っている。
そのような会社が多いのが実情です。
これは正しくどのような作業があって、その作業にどの程度の時間がかかっているのか、実際にやってみて確認するという事です。

例えばですが、最近利用者の増えているFacebook広告の初期設定を例に挙げてみたいと思います。
googleやYahoo!のリスティング広告と違い、Facebook広告の場合は自社の公式ページが必要になります。そして公式ページを使って広告を出すためにビジネスマネージャーという管理用の管理画面を使って広告設定をするのですが、最初にドメイン認証という作業が必要になります。
これは、広告で集客をかけたいWEBサイトと管理されているFacebookページを連携するために、「サイトのドメイン管理者である事に間違いないです」という認証の作業がFacebookの管理をするビジネスマネージャーで必要になるという事なんです。
具体的な方法については長くなりますので今回は割愛いたしますが、つまり広告を開始するまでの作業だけでも数時間必要になるような確認や実作業が発生するという事なのです。
この他にも広告の設定作業やバナー画像の制作など、開始するための初期設定でもかなりの時間が必要になります。

もし簡単に広告を開始できると考えていた場合、初期費用だけでも高いと感じてしまう事があるかと思いますので、広告運用を代行する場合でも、まずは正確に把握する事から始める必要があるかと思います。

アミッケの考えるソリューションとは

前述で挙げさせていただきました、広告運用代行の矛盾、そして実際の作業内容を把握した上で、最適な運用方法を運用代行会社と共に行っていくために必要なソリューションがお客様の会社のWEB担当者として運用代行を行う事が必要だと私たちは考えました。
WEB担当者と敢えて言わせて頂いているのは、業者として外部から作業をする感覚ではなく、社内の人間である、社内のWEB担当者というポジションで作業を行う事が大切であると考えたからです。
例え1万円の広告費であっても、私たちはどのように活用するべきかを考えます。その運用にかかる費用は必要最低限で固定額でお客様には頂くようにしておりますので、広告費を増えす場合でも、それだけ効果が期待できる対策なのだと安心してお任せ頂いております。
最近ではSNSの広告も機能が充実しネット広告自体が多様化しています。お客様が疑問に感じる事を確認したり、新しい情報をインプットしてお客様にご提案したり、他社で行った成功事例をいち早く対策に反映したりなど、優秀な自社のWEB担当者を月額最低固定費で雇えると考えて頂ければイメージがしやすいのではないでしょうか。
今までのネット広告運用のタブーに切り込んでお客様の力になれる広告運用に今後も力を入れてまいります。
もし中小企業、個人事業主の方でネット広告をはじめたいが、どうしていいかわからない。そんな事でお悩みでしたら一度ご相談ください。